平心静気(へいしんせいき)
感情の高ぶりを抑え、心を落ち着けて穏やかに保つこと。荒れている気持ちをおさめる、という動きを含んだ言い方。
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そのまま使える例文
役員会の冒頭で「まず平心静気に、事実だけを並べ直しましょう」と切り出した。
深掘りに備える — 由来
この四字熟語としての出典は特定されていない。四字熟語辞典オンラインもコトバンク収録の各辞典も、この四字を見出しに立てていない。
聞かれたら: 「この四字熟語としての出典は特定されていない。」と正直に答えるのが最も強い。
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この四字熟語としての出典は特定されていない。四字熟語辞典オンラインもコトバンク収録の各辞典も、この四字を見出しに立てていない。中国語の成語「平心静気(平心静气)」としては、清代の小説『紅楼夢』第七十四回の「且平心静気、暗暗訪察」(まずは心を平らかに気を静めて、ひそかに調べる)を出処に挙げる中国語辞典があり、日本語の四字熟語としてはその借用とみられる。ただし日本語文献でいつ定着したかを示す資料は確認できていない。語の作りは、「平心」が心を平らかにすること、「静気」が気、つまり高ぶった感情を静めること。同じ方向の二語を重ねた形だが、どちらも「平らかにする」「静める」という動きの語であり、感情が荒れている状態を前提にしている。何も起きていない静けさを言う語ではない。
似た語と間違えない
「心平気和」とは意味がほとんど重なる。あえて分けるなら、心平気和が争う気のない状態そのものを指すのに対し、平心静気は高ぶった気を静めるという動きを含む。「明鏡止水」が邪念のない澄んだ心を言うのに対し、こちらは怒りや苛立ちという具体的な感情を前提にしている。「冷静沈着」は判断の正確さを指す語で、感情の処理の話ではない点が違う。
対義語: 怒髪衝天、周章狼狽
こんなシーンで使う
かっとなりかけた場を立て直すときの言葉として使いやすい。会議やチームに向けて「まず平心静気に」と言えば、聞き手には「感情論をいったん止めて事実に戻そう」という意図が一度で伝わる。ただし日本の四字熟語辞典には見出しとして立たない語で、口頭で「へいしんせいき」と言っても字が浮かびにくい。書いて示すか、意味を添えられる場面のほうが向く。また、怒っている相手に向けて使うと落ち着けと諭す響きになり、火に油を注ぐことがある。自分と場に向けた言い方にとどめるほうが安全。
以下のテーマ・シーンでよく使われます。
よくある質問
- 平心静気の類義語は?
- 心平気和、虚心坦懐、冷静沈着
- 平心静気の由来は?
- この四字熟語としての出典は特定されていない。四字熟語辞典オンラインもコトバンク収録の各辞典も、この四字を見出しに立てていない。