ESに書くとき · 48語
ESに書くときを表す座右の銘48選
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ESは限られた文字数の勝負。言葉の紹介より、その言葉をどう行動に移してきたかを書けるかで選んでください。
エントリーシート(ES)の座右の銘欄は、面接での口頭回答と違い、決められた文字数の中で言葉と説明を書き切らなければならない。話し言葉であれば多少冗長でも聞き手に伝わるが、書き言葉では余分な言葉が文字数を圧迫し、伝えたい内容が入りきらなくなる。この記事では、ESの記述欄で座右の銘を書くときの視点と、面接の口頭回答との違いを解説する。
志を貫いた自分
7語結果まで出た経験は「初志貫徹」、知って終わらせず行動に移した話は「知行合一」が正確。
最初に心に決めた志や目標を、途中で投げ出さずに最後まで貫き通すこと。 何をどう貫いたかの具体的なエピソードを添えられるなら最適
知識として知っていることと実際の行いは本来一つであり、知ったことは行動に移してこそ意味があるという考え方を表す言葉。 知識の量ではなく、実際に使った場面を書けるなら向く
一度決めたことを、周囲に流されず貫き通す強い意志を表す言葉。 性格の申告で終わらせず、変えなかった行動を書きたい
「意志あるところに道は開ける」という意味の英語のことわざ。 「意志あるところに道は開ける」と訳を併記して書けば意図が正確に伝わる
「行動は言葉よりも雄弁である」という意味の英語のことわざ。 提案だけで終わらせなかった行動を併記できるなら成立する
将来こうありたいと心に決めた目標や目的意識のこと。 字数があるぶん、志の中身と行動を書き切れる
将来実現させたいと思う事柄を表す一文字。 目標に向けて続けてきた行動とセットで書けるなら使える
コツコツ積み重ねた自分
8語「一日一善」は一日に一つという頻度を含み、日々の実践の記述に結びつけやすい。「点滴穿石」は続けた先に何が開いたかまで書ける場合に向く。
一日に一つ、人のためになる善い行いをすることを心掛ける生き方や考え方。 思いやりや人柄の柔らかさを伝えたい場面に絞って
冷たい石の上でも三年座り続ければ温まるように、つらく苦しい状況でも辛抱強く努力や我慢を続ければ、いずれ必ず良い結果や報い…
小さなことをこつこつと積み重ねていくことが、やがて大きな成果につながるという考え方を表す言葉。 小さな習慣が何につながったかまで書けると効く
優れた才能やひらめきよりも、地道な努力の積み重ねこそが偉業を成し遂げる原動力になるという考え方を表す言葉。 有名すぎる言葉なので、自分の経験の記述量で差をつける必要がある
自分自身を励まし奮い立たせ、休むことなく努力を続けることを表す言葉。 自分で課題を設定して続けた経験を書けるなら最適
「早寝早起きは人を健康にし、豊かにし、賢くする」という意味の英語のことわざ "Early to bed and earl… 朝の時間を何に使い何が進んだかまで書けるなら成立する
「ローマは一日にして成らず」という意味の英語のことわざ。 記録を絶やさなかったなど継続の事実を具体的に書けるなら最適
わずかな水のしずくでも、同じ場所に落ち続ければやがて硬い石に穴を開けるように、小さな力でも根気よく続ければ大きなことを成… 文字で見せる場なので読みの難しさが障害にならず、字面の強さが効く
迷わず行動した自分
13語「勇往邁進」は前進の意志を印象づける。慎重さや計画性を書きたい文脈では無鉄砲に響きかねない。
恐れやためらいを一切捨て、目標や目的に向かってひたすらまっすぐに突き進んでいくことを表す言葉。 抱負・意気込みを語る文脈に向く
あることをやり遂げようと、心を強く決意して新たに取り組み始めることを表す言葉。 決意の瞬間だけでは薄い。行動と結果を同じ段落に書けるとよい
何かをきっかけに、それまでの気持ちをすっかり入れ替えて新たな気持ちで物事に取り組むことを表す言葉。 立て直しの導入に使える。切り替え後の行動まで書きたい
他人に頼らず、自分自身の考えと力で物事を進めていくことを表す言葉。 前例のない状況を自力で進めた具体例と併記したい
どんなに遠く大きな目標であっても、まずは目の前の小さな一歩を踏み出すことから始まるということわざ。 最初に始めた一つのことを具体的に書けるなら最適
出産前はあれこれ心配するものだが、実際に産んでみると案外たやすいように、物事はやってみる前にあれこれ心配するよりも、実際… 準備不足の言い訳に読めない書き方であれば使える
種をまかなければ芽は出ないように、自分から行動を起こさなければ、良い結果は得られないということわざ。 応募・提案など着手した事実を具体的に書きやすい
「何も挑戦しなければ、何も得られない」という意味の英語のことわざ。 実際に挑戦した具体的な行動と併記できるなら成立する
「天は自ら助くる者を助く」という意味の英語のことわざ。 指示を待たずに動いた具体的な経験と併記できるなら成立する
「千里の道も一歩から」という意味の英語の格言。 最初にやったことを具体的に書けるなら最適
「遅れても、まったくしないよりはましだ」という意味の英語のことわざ。 出遅れた後に何をやり切ったかまで書けるなら成立する。理由の説明で終わると言い訳に読まれる
「今日できることを明日に延ばすな」という意味の英語の格言。 先延ばしにしなかった具体的な習慣を書けるなら成立する
自らの手で道を切り開いていく姿勢を表す一文字。 立ち上げや前例のない取り組みの経験と併記できるなら成立する
誠実に向き合った自分
7語「誠心誠意」は具体的な行動とセットで書かないと形式的に響きやすい。
偽りのない真心を込めて、誠実に物事に取り組むこと。 具体的な行動とセットで書けば誠実さが伝わる
飾り気がなく誠実で、心身ともに強くたくましいこと。 堅実さを評価してほしい場面に絞って使う
「正直は最善の策」という意味の英語のことわざ。 誠実さを損得ではなく行動で示すエピソードがあれば使える
嘘やごまかしのない誠実さを持ち、人からの信頼を大切にする姿勢を表す一文字。 約束を守った具体的な行動を書き添えられるなら使える
偽りやごまかしのない、ありのままの誠実さを表す一文字。 「誠」「信」ではなくこの字を選ぶ理由を書き添えられるなら使える
世間的な成功だけを追い求めるのではなく、周囲に価値を与えられる人間であろうとすることが大切だという考え方を表す言葉。 評価指標を自分で選んだ判断の例とセットで書くと強い
特別に大きなことを成し遂げなくても、日々の小さな行いに真心を込めることに価値があるという考え方を表す言葉。 引き受けた小さな作業の具体を一つ添えると成立する
一つのことに打ち込んだ自分
3語「一意専心」は複数の目標を並べるより、一つを深く掘り下げた経験と合わせると言葉の意味に合う。
学び、成長し続けた自分
5語「日進月歩」は本来、個人よりも技術や業界の変化の速さを語る言葉。学び続ける姿勢の根拠とセットで書く。
日を追うごとに、また月を追うごとに絶え間なく進歩していくこと。 変化の速い業界を志望し、学び続ける姿勢を示す定番
何かを始めたときの謙虚な気持ちや、まだ未熟であった頃の経験を忘れず、その姿勢を持ち続けながら努力を重ねていくべきだという…
「知は力なり」という意味の英語の格言。 何をどこまで調べ、それでどの判断が変わったかまで書けるなら成立する
止まることなく上へ向かって成長していく姿勢を表す一文字。 上げてきた幅を基準にした自己PRに落とし込みやすい
狭い井戸の中に住む蛙は、その外に広がる大きな海の存在を知らないように、自分の狭い世界だけで物事を判断し、広い世界を知らず… 主語を自分にし、視野を広げた具体的な行動を添える
慎重に備えた自分
3語「用意周到」は事前の準備そのもの、「石橋を叩いて渡る」は用心を重ねる堅実さに重心がある。
準備に抜かりがなく、細部まで行き届いていることを表す言葉。 何を想定しどこまで潰したかの具体で裏づけられるなら最適
頑丈な石の橋であっても、叩いて安全を確かめてから渡るように、用心に用心を重ねて物事に取り組むことのたとえ。 慎重さの説明で止めず、決断まで書けば「動かない人」に見えない
急いでいるときほど、危険な近道より安全で確実な回り道を選ぶほうが、結局は早く目的を達成できるということわざ。 遠回りを選んで結果的に早く着いた経験を書けるなら最適
そのほかの座右の銘
2語選び方の解説
ESの座右の銘欄で最初に決めるべきは、座右の銘そのものとエピソードの説明にどれだけ文字数を配分するかだ。文字数制限が短い場合は、座右の銘の紹介に文字数を割きすぎると、根拠となるエピソードを書くスペースが足りなくなる。先に文字数の配分を決めてから言葉を選ぶと、書き始めてから文字数が足りなくなる事態を避けられる。
面接の口頭回答であれば、聞き手の反応を見ながら説明を足したり削ったりできるが、ESの文章は一度書いたら読み手の解釈に委ねるしかない。そのため、口頭で使うと自然な言い回しも、書き言葉にすると冗長に見えることがある。ESでは話すときよりも一段階、言葉を削ぎ落とす意識が必要になる。
短い文字数の中で座右の銘を紹介する場合、由来の説明を省略せざるを得ないことも多い。その場合は、由来よりも「その言葉をどう仕事や学業に活かしてきたか」という実績・行動の記述を優先する方が、限られた文字数の中では効果的になりやすい。
使い分けの注意点
座右の銘欄の文字数が十分にある企業のESと、一言で答える形式のESとでは、選ぶべき言葉の長さが変わる。文字数に余裕がある場合は、四字熟語のような凝縮された言葉より、エピソードと結びつけやすい言葉を選ぶ余地が広がる。
ESに書いた座右の銘は、その後の面接で同じ内容を口頭で説明する場面につながることが多い。ES用に削ぎ落とした説明と、面接で語る詳しい説明にあまりに差がありすぎると、一貫性のなさを疑われることがある。ESの記述はあくまで要約であり、面接ではその背景を補って語る、という役割分担を意識しておくとよい。
響きで選ばず、由来まで語れるかで決めてください。各語のページに、深掘りされたときの答え方まで載せています。